🐻職場の人間関係は「近すぎず遠すぎず」の関係が一番良い🐻

1 はじめに

 

私は仕事をする上で職場の人間関係については

 

「近すぎず遠すぎず」

 

を意識しています。

 

どういう意味か?過去の私の事例からまず話しますね。

 

〜18歳新卒社会人のとき〜〜

高校卒業したてで仕事のことなんて右も左も分からなかった時、上司に叱られてばかりでした。

 

学生時代はどちらかというと隠キャで他人から自分はどう思われているのか過剰に意識しすぎる私は、上司に叱られることに慣れず、メンタルダウンしてしまっていました。

 

そんな私の職場には社会人経験が5.6年の無口な先輩がいました。

 

その先輩も特段仕事ができない訳でもないのに、やはり上司に叱られていましたが、全然メンタル的にダメージを受けてない様子なんです。

 

その先輩は無口ですが、黙々と仕事をこなしていくタイプと普段の仕事みて思いました。

 

そんなある日、私はその先輩に

 

「どうしてそんなに無口なんですか?」

「怒られてたりして嫌になりませんか?」

 

と聞いたのです。

今思えばすごい失礼な質問だったと思います。

先輩にたいして「どうしてそんなに無口なんですか」っと。。。

 

 

でもその先輩は優しくて、こう言ったんです。

 

「職場の人間とは近すぎず遠すぎずの関係を保ってます。」

「近すぎるとプライベートで飲み会とかゴルフとか誘われて、自分の家族と過ごす大事な時間が削られるので」

「遠すぎると仕事も教えてもらえなくなるし、見放されてしまうので」

 

 

私はこの言葉に衝撃を受けました。

 

私もどちらかと言うと無口な方です。

 

それに上司をおだてることも苦手です。

 

でもこの先輩の言葉を聞いて、

 

・上司とは無理して接しなくてもいいんだ

・ほどほどの関係なら自分もできそう

 

と思ったのです。

 

この言葉は後の私の社会人人生に影響を与えることになっていたのは間違いありません!

 

 

2 「近すぎず遠すぎず」の意味

 

この意味について、この言葉を心に刻みながら10年同じ職場で働いた私なりに説明しますね。

 

まず

  上司に近すぎる関係になるとどうなるか

について話しますね。

 

上司と世間話で盛り上がったり、上司と仲の良い関係になると

 

・仕事中も世間話を振られて業務が遅延する

・プライベートで飲み会や上司の趣味に誘われる

・楽しくもない上司の話に付き合わされる

 

ということが起きます。

 

逆に

   上司と遠すぎる関係になるとどうなるか

 

上司と関係が疎遠になると

 

・仕事を教えてもらえない

・面倒をみてもらえなくなって、放置される

・「叱られる」ではなく「怒られる」

 

ということがおきます。

要は嫌われやすくなるということですね。

「叱る」とは理性に基づいた行為で

「怒る」は感情に任せた行為です。

 

 

3 具体的な行動

 

それでは職場では具体的にどんな行動をすれば良いのか、説明しますね。

 

結論

  ・上司との会話は「報連相」と「挨拶」で十分

  ・上司の話は「さしすせそ」で聞くだけで充分

 

 

順番に説明します。

 

「上司との会話は報連相と挨拶だけで充分」

 

プライベートな話をすると関係が縮まります。

でも話を全くしないと関係が遠くなります。

じゃあどうすればいいか?

 

報連相をしっかりとすればいいのです。

 

例えば

「この業務についてなんですけど、こうしていこうと思うんですけど、大丈夫ですかね?」

「この間の案件はこんな結果になりました」

「教えてください、自分で調べても解決できないのですが良い方法はありませんか?」

 

等、「報連相」をしっかりとすることです。

上司からすると無口でいられるより、こういった報連相がしっかりしてると

  あ、こいつは1人で勝手に失敗はしないな

  もし分からなければ自分からちゃんと聞いてくれる人だな

っと安心できる部下になるはずです。

 

この報連相にプラスαで社会人としての「挨拶」も大事です。

 

朝出勤した際の「おはようございます」

廊下等ですれ違った際の「お疲れ様です」

退勤する際の「おさきに失礼します」「お疲れ様でした」

等。

 

この「報連相」と「挨拶」だけで関係は充分なんです。

 

報連相も挨拶も自分が言葉を発する目的が明確なのでできそうじゃないですか?

 

自分自身の負担にならないし、上司からもちゃんと認めてもらえる。まさに一石二鳥ですよ!

 

だれも報連相や挨拶をされて嫌な気分はしないはずです。

 

報連相や挨拶に対して文句を言ったり怒ったりする上司は、ついていかなくて結構です。

ダメな人間と認定しちゃいましょう。

そして人生1周目の可哀想な人間なんだな😢っと可哀想な目で見てあげましょう。

 

 

次に

 上司の話はさしすせそで十分

ということについて。

 

さしすせそとは

 

→さすがですね!

→知らなかったです!

→すごいですね!

→センスがいいですね!

→そうなんですね!

 

という意味です。

合コン等で使われるこの言葉だけで十分です。

 

注意点として、「せ」については場合によっては上から目線になってしまいますし、上記のさしすせその多用は禁物です。

 

多用しすぎはわざとらしいと思われてしまう可能性があります。

 

要はつかいどころです。

 

会話の節々に

「そんなことができるなんてすごすぎます!

「やっぱり◯◯さんはあれもこれもできてさすがすぎます!

「そうなんですねー、そう言う意味とは知りませんでした!

等、自然にさしすせそをしましょうね?

 

もうこの時点で無口な人ではなくなってきますが。。。

 

これら上司との会話が全て「近すぎず遠すぎず」の意味に繋がっていきます。

 

職場で考えていることは十人十色ですが、職場の人間関係の1つの考え方として参考にしてください。

 

 

4 おわりに

 

また、この記事では

職場の人間関係=上司との人間関係

としてかいてしまいましたが、部下や同僚との関係で心がけていること等も今後記事にしていければいいなと思っています。

 

以上が「近すぎず遠すぎず」の意味と具体的な言動の説明でした。

 

終了!