3月は引っ越しシーズン。
沢山の人の住む環境が変わる時期。
僕もそのうちの一人。
ただ、僕の場合はたまたま引っ越しが3月になってしまっただけ。
令和3年3月に結婚をして、この時から持ち家を離れて妻と二人で社宅に住むことになった。
持ち家は僕の父が住んでいたため、一緒に暮らすとなにかと甘えてしまうと思い、新婚だったこともあって社宅に住むことにした。
思えば、社宅には数えきれないほどのいろいろな思い出がある。
・引っ越し初日から排水溝が詰まっていたり、蛍光灯が切れていたりしていたこと
・排水溝修理業者にぼったくられたこと(治らなかったのに高額請求)
・毎晩妻とモンハンをしてレア素材がでるまでマガイマガドを100匹以上狩猟したこと
・子宝に恵まれなくて毎月泣いていたこと
・結婚式の準備で苦戦
・突然の父親の訃報
・子供が生まれたこと
数えきれない。
築30年のぼろぼろの社宅アパートだったけど、今となっては僕たちを大人として世知長させてくれて感謝でしかない。
そしてリフォーム業者と打ち合わせをしたところ、今年の1月に着工。
2月末に持ち家のリフォームが完成して、3月上旬に引っ越し作業を開始。
引っ越し業者は高額なため、全て自分たちで引っ越しをした。
車は妻の父親が8tトラックを会社から借りてきてくれたので、あとはアパート3階の部屋から荷物を搬出するだけ。
これが一番大変だった。
特に冷蔵庫。
エレベーターもないし、冷蔵庫を横に傾けるわけにもいかず悪銭苦闘した。
やっとのことで搬出を終えた。
段ボールの搬出のため何往復もしたのは辛かったけど新居で過ごす楽しい未来を想像すると頑張れた。
息子も1歳。
社宅ではセミダブルの大きさのベビーサークル内でしか動けなかった息子も、新居では20畳分くらいの広さで楽しく動き待っている。
笑顔で動き回る息子を見ていると、新居に引っ越してきてよかったなと本当に思う。
しかもこんなに歩き回れることも知らず、感動した。
そして妻のセンスで部屋は真っ白な空間でリームをした。
これがまた快適でお洒落。
新しいソファ。社宅ではセミダブルマットレスの上を拠点に生活していたところ、新しいソファが快適すぎた。
新居生活がこんなにも幸せなこととは想像以上だった。
家に帰るのが楽しみで普段の仕事も頑張れる。
白のおしゃれな雑貨を集めたくなる。
住む家も月日がたてばマンネリするかもしれないけど、当分はそんなマンネリはきそうにない。
皆は、引っ越し作業は大変かもしれけど、引っ越し終了後にはまた新しい新鮮な生活が待っているので、それを楽しみにして引っ越しを頑張ってほしい。
さて、物置に置いてある段ボールの荷ほどきをしなきゃ。